「とうもろこしのナンプラーミント炒め」の作り方

(1) とうもろこしはタテに削ぐように切って、粒だけにする。ミントは葉だけにしておく。(とうもろこしは、半分に折ると切りやすい)

(2) フライパンにサラダ油をひき、強めの中火にして、とうもろこしを炒める。

(3) とうもろこしに火が通ったら、火力を強めにしてナンプラーを加えて炒め、ミントを入れて全体をよく混ぜる。

 ミントはすぐ火が通るので、仕上げに加えて、ひと和えするぐらいでOKです。とうもろこしを炒める時間はトータル2分ちょいでしょうかね。あまりいじらず、焼きをつけるにようにすると、香ばしく仕上がりますよ。

 これ、サラダ油ではなくバターでやってもまたおいしい。ナンプラーとバターって結構合うんです。そこに黒コショウなんか加えると、つまみ度うなぎのぼり。酒好きさん、ぜひ試してみて。

 きょうのお昼は、鶏ささみとトマトをナンプラーで焼いて、とうもろこしナンプラーミント炒めとのっけごはんにしました。全部をぐずぐずにして食べるとね、うまいんだ。とうもろこしミント、インドカレーなんかにちょっと添えてもおいしいですよ。

 のっけるといえば、CREAで新連載が始まったんです。その名も「のっけて、食べる」。料理研究家で飲み仲間のしらいのりこさんと、毎日交替でのっけフードを紹介してます。そちらもぜひぜひ、よろしゅうに。

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。著書に『にっぽんのおにぎり』 (理論社)、『自炊力』 (光文社新書)など。現在オレンジページ、メトロミニッツ、ハフポストなどで連載中。料理家としても活動、企業へのレシピ提供などを定期的に行う。人物撮影:内藤恵美
http://hakuoatsushi.hatenablog.com/

Column

白央篤司の罪悪感撲滅自炊入門

料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。冷凍食品にちょい足しするのも立派な自炊。簡単なことから始めてみませんか?

2022.08.16(火)
文・撮影=白央篤司