「Oasisにっぽん丸」最大イベント スペシャルディナーに感動

 さぁ、「Oasisにっぽん丸」いちばんのお楽しみ、スペシャルディナーです。

 今回のメニューは、飯田橋のフレンチレストラン「ソンブルイユ」の若月稔章エグゼクティブシェフが、この夜のためだけにレシピを手がけたもの。ミシュラン2つ星を獲得している名シェフの特別フルコースがにっぽん丸で味わえるとあって、アンバサダーたちの期待も高まります。

 オマール海老の前菜、魚料理は天然真鯛、メインは国産牛フィレ肉のグリエ。崩すのが惜しいほど美しく、繊細かつ豊かな味わいあふれる料理の数々に、河合さんも能美さんも感動。ソンブルイユの味を船上で忠実に作り上げるギャレー(調理スタッフ)の力にも驚嘆した様子です。

「お皿の上がまるでアート。揺れる船の上であんなに美しいお料理が作れるなんて、びっくりしました」(河合さん)

「飯田橋のソンブルイユは家族でよく行くお店なのですが、いつもどおりのすばらしいお料理が味わえて感激です」(能美さん)

至福のスペシャルディナーの後は、エンタメとデザートを満喫

 グルメはもちろん、スポーツからゲーム、エンターテインメントまで、船という一つの場所で体験できるのもクルーズの魅力。にっぽん丸にも、本格的なコンサートやショーが上演される2層吹き抜けの「ドルフィンホール」が備えられています。

 ディナーの後に二人が足を運んだメインショーは、シンガーソングライターのレイヤマダさんのライブコンサート。ホールに響き渡る力強い歌声が、ツアーに鮮やかな花を添えてくれました。

 ご褒美DAYはまだ終わりません。お休み前に用意されていたのは、ソンブルイユ監修「夜の〆パフェ」。フレッシュなぶどうを贅沢に使った「シャインマスカットと巨峰のパフェ」と、ちょっと大人のテイストの「マロンとエスプレッソのパフェ」の2種類があり、その魅力には二人も抗えない様子。

「どちらにしようか、迷っちゃうね」(河合さん)

「でも、味も量も重すぎないから、2つとも入っちゃいそう」(能美さん)

 「好きなものを好きなだけ」の1日を、最後まで味わいきった二人でした。

2021.12.10(金)
文=張替裕子(ジラフ)
撮影=佐藤 亘