おつまみから甘いものまで。絶品ちょい足しアイデア
マレーシアごはん並びにアジア料理好きのみなさんへ。今回は、ちょっとした告白をば。
わたくし、ついやってしまう“ちょい足し”があるのです。
本場の味からはほど遠く、マレーシア風と言うのも気が引けるのですが、近所のスーパーで買えるあれこれで手軽にできる、ちょい足しアイデアをご紹介します。
ちょい足しアイデア 夜ごはん&おつまみ篇
◆ピリッと辛い唐辛子しょうゆを焼き魚や冷や奴に

唐辛子しょうゆ、万能です! 唐辛子は食べずに辛みがしみ出たしょうゆだけを使うのがコツ。ほどよい辛みは食欲とやる気スイッチを刺激。焼き魚でも冷や奴でも何にでも合います。
マレーシアでは、バクテー、チャー・クイティオなどのタレとしておなじみ。刻みにんにくを加えると、より現地の味になりますよ。
◆“食べるラー油”を何にでもかける

厚揚げ、もやし、オクラ、ナス、ゆで卵。これらにおなじみの“食べるラー油”をドバドバかけています。にんにくが香る旨辛味、とくに厚揚げとの相性は抜群!
なぜ“食べるラー油”かというと、マレーシア料理の味の決め手、辛味調味料「サンバル」に似ているから。
唐辛子、にんにく、玉ねぎなどをペーストにして油でじっくり炒めたサンバルは、ゆで野菜のタレやご飯のおとも、野菜炒めなど、あらゆるマレーシア料理に使われています。
つまり、サンバル代わりに“食べるラー油”を活用しているのです。
◆焼きそばなど麺の具に魚の練りものを使う

焼きそばと練りもの、これが合うんです。やわらか食感の似たもの同士で、練りものの旨みは麺類の具にぴったり。そのまま食べられる練りものなら、後のせもできてラクチン。
これはマレーシアのミーゴレンをイメージした味変。マレーシアでは、ミーゴレンだけでなく、カレー麺や鶏スープ麺にも、魚のすり身を具によく使います。そしてこちらも、サンバル代わりに“食べるラー油”をのせればパーフェクト。
それに、後のせ、というのもポイント。後のせにして、ひとつの皿のなかで、辛かったり辛くなかったりと、いろんな味を楽しむのがマレーシア流。
◆煮干しとピーナッツのおつまみをお酒のあてに

お酒のあてには、これ。煮干しのほのかな苦みとピーナッツのコクが、それはもう、よく合います。魚の濃い風味にカリッとした食感。日本酒にもビールにも相性バッチリです。
煮干しとピーナッツの組み合わせ、日本ではあまり想像できませんが、マレーシアではかなりメジャー。これにジャガイモやソーセージを加えて、チリソースで炒めたご飯のおかずも人気です。
作り方は、煮干しとピーナッツを別々に素揚げ。水分を飛ばすようにカリッと揚げるのがコツです。それを混ぜたらできあがり。日持ちがするので、大量に作って、“柿の種”感覚で冷蔵庫に常備しています。
2021.10.20(水)
文・写真=古川音(マレーシアごはんの会)