マレーシアやシンガポールで人気の朝食といえば、カヤトースト。
カリッと焼いた食パンに、ココナッツミルクと卵でつくるカヤジャムをサンドしたもので、現地では珈琲と温泉卵をつけてセットで楽しむのが定番。

カヤジャムが生まれたのは今から100年ほど前。中国から渡ってきた海南人が、西洋でおなじみの果実のジャムを、マレー半島で豊富に収穫できるココナッツミルクで再現したのが始まりだそう。

カヤジャムの作り方はいたってシンプルです。材料のパンダンリーフさえ手に入れば、香り豊かな絶品カヤジャムが自宅で簡単にできます。
2021.06.06(日)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
レシピ協力=チャーさん(マレーアジアンクイジーン店主)