ここ数年、じわじわ人気が高まっているキッチンカー。専門店の味を手ごろな値段で楽しめるとあって、利用者数は右肩上がりだそう。町でキッチンカーを見かけることも多くなりましたよね。
今回は、都内を巡回しているキッチンカーで、絶品マレーシア料理が堪能できる専門店2店をご紹介。どちらも本場の味を忠実に再現しており、食べればマレーシアにひとっ飛び~!
スパイシーなチキンカレーが絶品! 「ペナンフードトラック」
お昼11時ごろ、渋谷リバーストリート(新南口近く)に行くと、そこはキッチンカーが5台ほど並ぶちょっとしたフードストリート。
ありました! 東京・浜松町で10年近く営業しているマレーシア料理店「ペナンレストラン」のキッチンカーです。
![目印は南国の島ペナンを象徴する椰子の木のイラスト。2019年からキッチンカーをスタートし、リピーターには都内で働くマレーシア人もいる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/6/1280wm/img_26947bd5ca77c1724882cc7c447c260a207523.jpg)
店主はペナン出身のマレーシア人で、故郷の味をていねいに再現。人気No.1は、マレーシア料理の定番、チキンカレーです。
![「チキンカレー」700円。ココナッツミルクのまろやかな風味のなかに、唐辛子のスパイシーさがしっかり効いている。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/3/1280wm/img_d37462b45fb7528b5000d5507e06d4c8176193.jpg)
そして、思わずうまっ! と声に出たのは、しょうゆチキン。ほのかに甘みのある黒醤油で鶏肉がやわらかく煮込まれています。
![「しょうゆチキンライス、煮卵付き」750円。まるで鶏釜飯のようなやさしい味と自家製チリソースの辛みが絶妙なバランス。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/4/1280wm/img_a4811497aeac41b6bd3a9f4bc9911a54183620.jpg)
また、ご飯がグングンすすむのは、現地では「アヤム・マサメラ」とよばれるスパイシーチキン。
![「スパイシーチキンライス」800円。甘辛の濃厚ソースがご飯にぴったり。ゆで卵がいい具合に辛みを中和。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1280wm/img_c7e3304f87cac80483f4594b64aa8d3e195197.jpg)
![メニューは上記3種に加えて、「しょうゆチキンとチキンカレーのハーフ&ハーフ」700円。さらに、大手町の東京サンケイビル前の出店日には、焼き麺「チャークイティオ」 800円も加わる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/1280wm/img_85845e5050ab6aa1ebf2592c1b0c57ce215945.jpg)
![「毎朝仕込み、フレッシュな味を提供しています」と店主のジョシュアさん(左)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/1280wm/img_84f19e42c852e88db80cbf3eb777b7f2134540.jpg)
ちなみに、どの料理も肉を一口サイズにカットするなど、お弁当に合わせた提供スタイルに工夫。そんな心遣いもうれしいですね。
「ペナンフードトラック」出店情報
出店場所 新大橋(火曜、木曜)、渋谷リバーストリート(水曜)、大手町・東京サンケイビル(金曜)
営業時間 11:30~13:30(売り切れ次第終了)
https://www.penang-restaurant.com/
※出店場所・営業時間は今後変更の可能性あり。
2021.07.22(木)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
写真協力=ウェンディーキッチン