ボリューミーなチキンライスにファン多数! 「ウェンディーキッチン」
マレーシアをはじめ、アジアを専門とする旅行会社「ウェンディー・ジャパン株式会社」。新しいプロジェクトとして、2021年2月よりスタートさせたのが、キッチンカー「ウェンディーキッチン」。
コロナ禍を乗り切るためにクラウドファンディングで支援を募り、キッチンカーを購入。「ウェンディーキッチン」という名前は社内公募で決定。
看板料理は、マレーシア人が大好きなチキンライス。食べてみると、ジューシーな鶏肉に、鶏スープで炊いたジャスミンライスの香りが最高!
「チキンライス」850円。ボリューム満点の鶏とご飯のコンビに、さっぱりとした辛さのチリソース、生姜ソース、黒醤油の3種のタレ付き。
このチキンライスに加えて、日替わりで下記のナシゴレン、ミーゴレン、グリーンカレーのうち1種が登場します。
「ナシゴレン」750円。海老の発酵ペースト「ブラチャン」のコク深い香りが食欲をそそる味。目玉焼きに、香ばしいフライドオニオン付き。
「ミーゴレン」750円。黒醤油で香ばしく炒めた焼きそば。辛み調味料サンバルのちょい足しで、よりマレーシアらしい味に。
「グリーンカレー」750円。ココナッツミルクがまろやかなクリーミーなカレー。グリーンカレーはご存じのようにタイ料理だが、マレーシアでも人気(今後は別メニューに変更の可能性あり)。
チキンライスと日替わり1種。計2種のメニューを平日は毎日提供している。
「海外旅行ができなくなった今、せめて料理で両国をつなぎたい。現地で人気の料理をどんどん紹介していきます!」とウェンディー・ジャパンの前川さん(左)。右は、同じく旅行会社で、サポーターの瀧井さん(エムアールシージャパン)
「ウェンディーキッチン」出店情報
出店場所 渋谷道玄坂、横浜山手町、永田町塩崎ビルなど
営業時間 月~金曜11:00~14:00(売り切れ次第終了)
Twitter @Wendy_Kitchen1
※出店情報はTwitterで発信中。
お客さんが来るのを店で待つのではなく、こちらから会いにいくキッチンカー。マレーシア料理をきっかけに、新しい縁がどんどんつながっていくのもまたいいものですね。
マレーシアごはんの会
古川 音(ふるかわ おと)
「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもつ。近著は『マレーシア 地元で愛される名物食堂』(ダイヤモンド社)。
オフィシャルサイト http://malaysianfood.org/
Column
マレーシアごはん偏愛主義!
現地で食べたごはんのおいしさに胸をうたれ、風土と歴史が育んだ食文化のとりことなった女性ふたりによる熱烈レポート。食べた人みんなを笑顔にする、マレーシアごはんのめくるめく世界をたっぷりご堪能ください。
2021.07.22(木)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
写真協力=ウェンディーキッチン