味や素材にこだわった、お手軽に楽しめる即席麺
ここ数年、台湾のインスタント麺は次々と新商品が登場し、目が離せない状態になっています。
最近では台南で百年以上の歴史をもつ名店「度小月」や、ミシュランのビブグルマンに選ばれた台湾料理の「雙月食品社」なども販売に乗りだし、競争は日々、ヒートアップしています。
今回は、そんな袋麺のなかでも注目のブランドを紹介したいと思います。
![老舗「度小月」のものは洗練されたパッケージが目を引きます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/1280wm/img_54212d7d684b389d1a27dfca6f3d9e8b173915.jpg)
もともと台湾ではスープなしでタレに絡めて食べる「乾麺(乾拌麺)」が普及しており、袋麺もしかり。
タレにはラー油や花椒パウダーを用いたピリ辛系のものから、香りのよい葱油やゴマダレ、さらにオリーブオイルを使用したものまで登場しています。
辛いものが苦手という方でも、楽しめるものがきっと見つかるはずです。
![ゴマダレと醤油をベースにしたピリ辛タレの2種類が入った「雙月食品社」の麺。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/1280wm/img_ba3cbe0e8f1029e29a2e56c2994a7a07218227.jpg)
最近はパッケージに凝ったブランドが増えているのも楽しいところ。シックな色合いのものだったり、ユニークなイラストが描かれていたりと、多彩です。プレゼントにしても喜んでもらえそうです。
![愛嬌あるおじさんのイラストがユニークな「大叔製麵」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/1280wm/img_1be1922364891605377adf7984cb2d49158219.jpg)
おうち時間が増えた今、本格的な味を気軽に楽しめる台湾即席麺は頼もしい味方。
今回紹介するのは台湾ではオンライン販売しているものが多く、日本から購入できるものもありますので、ぜひチェックしてみてください。なお、以下の価格はすべて台湾での販売価格となっています。写真は盛り付け・調理例です。
![シンプルだけど素材の良さが感じられる台南市鹽水の「意麺」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/1280wm/img_74f07cc070412f4df45b36a839efcd51190540.jpg)
2021.07.14(水)
文・撮影=片倉真理