【2021年9月】悟明老師が占う「開運行動」

 生き抜く力の有無を試されている今、最大の課題は心身の健康維持。

 自分の心と身体を守ることが、一番の開運行動といえるでしょう。

 心の健康を保つ方法は、人それぞれかとは思いますが、開運グッズの力を借りるなら、この時期はピンク色の水晶・ローズクォーツを飾るとよいでしょう。

 できれば、野球ボール大の丸く磨かれたものを用意し、よく目につく場所に飾って、日々の無事をお祈りしてください。

 心の平安を求めるなら、寺社へのお参りもおすすめです。

 北または東の方角にある寺社でお参りを。

 守護神、守護仏がわかっていて、方角が一致するならその寺社へ。神社なら氏神様のもとに参るのもいいでしょう。

 また、北か東の方角に、尊敬する年輩の人物がいるようなら、その人と連絡を取ったり、尋ねてみたりすると、現状を打破する力やヒントを受け取れるでしょう。

 そうした人物に心当たりがない場合は、北または東の方角に出かけ、徳を積んでください。

 例えば、お店でレジを探している人に「あちらですよ」と一声かける。そんな些細な人助けが、良い縁を引き寄せることも。

 吉方位に出かける機会がなかなか得られない場合は、跪いた子どもの像「跪人」を家の北、または東側に飾ってください。

 その人を引き立て、助けてくれる人物を指す“貴人”の「貴」と「跪」の発音が同じことから、中華圏では、困ったときの助けが得られる吉祥物として親しまれています。

 検索すると、玉と呼ばれる石で作った置物や飾りが見られます。そうした画像を参考に、跪いているか正座している人形を探してみてください。

 入手が難しい場合は、画像をプリントしたもので代用を。

 試練の多い時期ですが、心の平安を最優先し、つつがない日々を送っていただければと願っています。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.08.30(月)
文=堀 由美子