【2020年8月】悟明老師が占う「開運行動」

 何かと不安を感じやすく、また不満を抱きやすい今、心の平安を保つために大切なのは“心のよりどころ”を確保しておくことです。

 台湾では、多くの人がそれぞれが信じる神様をよりどころとし、お参りする姿が見受けられます。

 日本の皆さんも、心が落ち着く寺社があれば、参拝してみてください。

 もちろん“心のよりどころ”は、神様に限りません。

 日本では、夢中になれる存在を“推し”と表現し「生命維持に不可欠!」と考える人も多いのだと聞きました。

 人でもモノでも、心の平安が保てるのであれば、そうした存在に救いや癒しを求めることも、この時期の開運行動になるでしょう。

 開運アイテムを身の回りに置くのもおすすめです。

 「神鳥さん占い」でも、十二支の運勢に合わせたアイテムを紹介していますが、この時期のお守りとなるのは、幸福を呼び込む「ひょうたん」、お金をくわえてくる「豼貅(ひきゅう)」、災難をはねのける「石敢當(いしがんとう)」、良縁を呼ぶ「ローズクォーツ」です。

 こうしたグッズは、自ら買いに出かけたり、取り寄せることがポイント。“私にはお守りがある!”という実感がわき、安心感が高まります。

 今、台湾では気晴らしのための国内旅行、とりわけ離島への旅が大人気ですが、皆さんも安心して旅行ができる状況にあるようなら、小旅行に出かけてみるのも。

 難しければ、近場の公園に出向くだけでもOKです。外の空気を吸うことは、気分転換には不可欠。特にこの時期は、想像以上の効果が得られるでしょう。

 自分のことは自分で守る。福は自分で求めに行く。そんな心持ちで、このひと月を乗り切ってください。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2020.07.31(金)
文=堀 由美子