バレンタインを目前に控えたある日の午後、ベルギーからCREA WEB編集部にチョコレートが届きました!

 チョコレートの本場で日本人ショコラティエ&パティシエとして活躍する「Yasushi Sasaki」さんのものです。

 いただいたのは、「生チョコレート ほうじ茶」と「ボンボンショコラ(9個セット)」。

 早速、味見しましたよー。

とろっとした食感でくちどけ最高

●生チョコレート ほうじ茶

生チョコレート ほうじ茶 2,500円。
生チョコレート ほうじ茶 2,500円。

 こんなにも柔らかいチョコは初めての感覚。

 ほうじ茶味がナチュラルだけど香りが濃厚で、どのくらいの茶葉を使ったのだろう! と心配になるほどです。ほうじ茶らしい香ばしさはあるけれど、苦みは強くないので、お茶と相性抜群。

 舌にねっとり絡みつくチョコレートの甘みがたまりません。ますますお茶を必要とします!

 「おーいお茶~」と心の中でつぶやきました。計算し尽くされたハイクラスの味わいでした。

繊細で退屈させない味が絶品

●ボンボンショコラ(9個セット)

白色の化粧箱 9粒入り 2,700円 。
白色の化粧箱 9粒入り 2,700円 。

 9個セットの中で特に印象に残ったのは「アーモンドプラリネ」です。

 チョコレートのなめらかな舌触りとアーモンドの触感が、口の中でバランスよく混ざり合うのです。

 また、「抹茶のガナッシュ」は濃いめに抹茶の味がするけれど、外側のホワイトチョコも負けずにしっかりとクリーミーな甘さがあるので、口の中で味が徐々に変化していくのが感じられてうっとりします。

 もうひとつ「ロイヤルティーヌとプラリネ」も素敵でした。

 外側はかなり薄いパリッパリのチョコレートなのに、中はとろりとしていて、濃厚で美味。

 チョコの中に砕かれたクッキーのようなものが入っていて、サクサクした食感も楽しかった。

 全体に、日本の素材を上手に世界にアピールしている印象です。

ベルギーに日本人として店を構える実力派

 Yasushi Sasaki(佐々木 靖)さんは、日本の高校卒業後、ベルギー国立専門学校C.E.R.I.Aで製菓の基礎を学び、2007年10月ブリュッセルにパティスリーショコラトリー Yasushi Sasakiをオープン。

 数々のコンクールで入賞を果たした実力派として、大きな評価を得ているかたです。

 「Yasushi Sasaki」は、実は、現時点では日本で購入できません。今回は知り合いを通じて、お裾分けいただきました。

 みなさん、機会があれば、ベルギー旅行の際にぜひチェックしてみてください。

 ごちそうさまでした♡

Yasushi Sasaki, Bruxelles

http://www.patisserie-sasaki.be/

Column

CREA編集部 今日のおやつ

撮影用やお土産、差し入れなどでいただくCREA編集部のおやつをご紹介。今日もごちそうさまでした!

2020.02.11(火)
文・撮影=CREA WEB編集部