アート系作品にも
出演してみたい
――ちなみに、俳優として、同じM!LKメンバーである佐野勇斗さんを意識することはありますか?
意識はしていません(笑)。ただ、いつかは映画で共演したいと思っています。僕は彼の出演作を観ているのに、向こうは全然観てくれないんです(笑)
――4年前の「CREA WEB」では、“将来はどんな役でも演じられる、どんな役でも任せられると思ってもらえる俳優”を目指していると発言されていましたが、今はいかがでしょう?
今、憧れているのは「精霊の守り人」で共演させていただいた高良健吾さん。高良さんが出演されている、ちょっと不思議なアート系の作品にも興味があるので、いつかチャンスをいただけたら、そういう作品にも出演できたらいいな、と思っています。
板垣瑞生
(いたがき・みずき)
2000年10月25日生まれ。東京都出身。14年、『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビューし、15年『ソロモンの偽証』では日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。公開待機作に『超・少年探偵団NEO -Beginning-』(10月25日~)、『ゴーストマスター』(12月6日~)がある。ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍。
<クレジット>
ニット 38,000円、パンツ 39,000円(ターク/パークストア)
シューズ 106,000円(ブシェミ/アンドスクエア渋谷店)
(問い合わせ先)
アンドスクエア渋谷店
東京都渋谷区渋谷 3-1-10 アイリーファーストプラザ1F、B1F
パークストア
目黒区青葉台1-15-2 AK-3ビル B1
03-6416-1056
『初恋ロスタイム』
無気力な日々を送る浪人生の孝司(板垣瑞生)は、12時15分、自分以外のすべてのものが突然静止する不思議な現象に遭遇。自分と同じように動くことができる少女・時音(吉柳咲良)と出会い、2人だけの「ロスタイム」を楽しむようになっていく。
9月20日(金)より公開中。
https://hatsukoi.jp/
(C)2019「初恋ロスタイム」製作委員会
くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。
Column
厳選「いい男」大図鑑
映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。
2019.09.20(金)
文=くれい響
写真=深野未来