大ヒットドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の生徒役で注目された萩原利久。

 20歳にして、芸歴12年となり、最新出演映画『アイネクライネナハトムジーク』では、クラスのマドンナに恋する高校生を演じている。そんな彼と菅田将暉との気になる関係性とは?

菅田将暉との
運命的な出会い

2007年に、子役として事務所に入られたきっかけは?

 素直に「芸能人に会いたい」という、ミーハーな気持ちからです。特に、小島よしおさんに! それで8歳の頃、「お芝居とは何か?」ということも分からず、子役事務所に入りました。レッスンに関しても、習い事に近い感覚で受けていたのかもしれません。

やがて、CM出演のほか、バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」ではオカレモンJr.の一人として、岡村隆史さんと共演されました。

 岡村さんのような芸人さんにお会いできるのは、ホント嬉しかったですね。学校の友だちにも自慢できますし(笑)。

 同世代の子たちも多かったから、レッスンを受けるのも苦じゃなかったし、とにかくフワフワしてました。

そして、俳優としての活動が増えていきますが、転機となった作品は?

 「運命の人」(2012年放送の本木雅弘主演ドラマ)に、一話だけですが、出演させてもらったことです。これまでと違う雰囲気の現場に入ったことで、スゴく緊張したのですが、僕の兄役が菅田(将暉)くんだったんです。

 空き時間に菅田くんがいろいろ話しかけてくれたことで緊張がほぐれましたし、お芝居の現場の面白さを教えてもらったんです。

2019.09.06(金)
文=くれい響
写真=佐藤 亘
スタイリスト=鴇田晋哉(Tokita Shinya)
ヘアメイク=Emiy(エミー)