王道イケメンから
ありえないぐらい変な奴まで
——近年の出演作では、『ソロモン』のときとは考えられないような色気が出ていますよね。
そうですか(笑)。でも、観る人をキュンキュンさせる作品のときには、自分自身が現場でキュンキュンするよう心がけてはいます。
なので、ヒロインを徹底的に可愛いと思う気持ちを大事にしてますし、「このときの自分の顔、超カッコ良くない?」と思うようにもしています。
——今回、演じられた孝司は料理上手という設定ですね。本作ではどんな新しい板垣さんを観られると思いますか?
ここまで、爽やかでキラキラしている板垣瑞生は、初めてだと思います。ストレートに、王道にカッコいいイケメンです! だから、キュンキュンしてもらいたいです。
ちなみに、天婦羅は余裕で作れますが、野菜を切るのはあまり得意じゃないです。
——続いて公開される『超・少年探偵団NEO -Beginning-』では、コミカルな芝居にも挑戦されています。
ありえないぐらい変な奴ですが、同じクラスにこういう奴がいたら友だちになりたいかも?というキャラを作って、いろいろとボケてます。
12月に公開される『ゴーストマスター』もそうですが、自分が出る映画によって、いろいろと違いを出して、観る人を混乱させたいと思っているのかもしれません(笑)。
2019.09.20(金)
文=くれい響
写真=深野未来