渡辺P紀子の
FOOD TOPICS

春の高知で五目ならぬ
“七目”うどんをつるつると

 ちょうど1年ぶりに高知へ。高知といえば、なぜだかうどん。パリの〈国虎屋〉も本店は高知・安芸にある。

 今回は、某誌の人気企画「生涯現役」に登場した〈新富〉で、五目うどんを一杯。

 甘煮のスジ肉に揚げ玉、お揚げ、かまぼこ、わかめ、ゆで玉子にとろろ昆布。あら、七目。これがまあ、おいしい。途中、柚子果汁を垂らしたりしながら、つるつる。

 コシの強いうどんとしっかりとったお出汁。たまらんわ、と言いながら夢中で完食しました。

 昼どきは行列必至。お早めに。

[高知/薄曇り/11:00]

●紹介してくれたのは……
渡辺P紀子(わたなべPみちこ)さん

食中心のライター&編集者。常に気分は「家政婦は見た!」。人が見ていないところを“のぞき見”的に取材したいタチ。でもホントは、取材だけして原稿を書かなくて済むならどんなに幸せか、といつも夢見ている。「それは仕事ではない」と人には言われるが。

Column

今月のおいしいもの「よかったら、行ってみて」

ホフディランのボーカルにしてうまいものに精通する小宮山雄飛さん、お肉博士ふぉーりんでぶはっしーさん、食中心のライター兼編集者渡辺P紀子さんの持ち回りで、おいしいものを紹介してくれます。

2019.05.04(土)
Text=Michiko P Watanabe
Photographs=Ichisei Hiramatsu

CREA 2019年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

久しぶりに、沖縄。

CREA 2019年5月号

食べて、遊んで、のんびりして
久しぶりに、沖縄。

特別定価800円

遠く青く澄んだ海にふりそそぐ陽光、どこからか聞こえる三線の響きに、うちなー言葉。日射しを避けてカフェで読書したり、ドライブインから海を眺めたり、〆ステーキに挑戦してみたり……久しぶりの沖縄は、なんだか新しくてでもどこか懐かしい、旅人たちが元気になれる場所でした。沖縄のお気に入りを詰め込んだ保存版です。