ハワイ線以外の機内食も
ますます充実!
試食は、記者1人につき1食が提供された。CAさんがワゴンから次々とトレーを出して配る姿は機内の雰囲気そのもの。生江シェフのトップシールを外すと、ビーフストロガノフの香りが食欲をそそる。
まずはサイドディッシュの秋刀魚のエスカベッシュをいただく。エスカベッシュというのは地中海風南蛮漬けだ。酢の酸味で胃袋が動き出す。
ビーフストロガノフは奥行きのあるしっかりとした味。生江シェフによると、機内では味覚が鈍ることを想定して酸味の強い赤ワインを使用したとのこと。付け合わせのマッシュポテトもビーフストロガノフにマッチした濃厚な味わいだ。
添えられているパンは、生江シェフがビーフストロガノフに合うものを厳選したという。ビーフストロガノフが濃厚なため、デザートの金時芋のモンブランは軽く仕上げられていて、最後まで飽きずにいただける。トレーの上のすべてに生江シェフの気遣いが感じられる機内食だ。
ドリンク類では、ハワイ線限定で提供されているハワイを代表するクラフトビール「BIG WAVE」に加えて、12月1日からは「LONGBOARD」も楽しめるようになる。
また、ホノルル空港には8月に新しいサクララウンジ「Sakura Lounge Hale(ハレ)」がオープンしたばかり。従来のサクララウンジ本館は2019年3月末にリニューアルオープンする予定だ。エコノミークラス利用でも、JALマイレージバンクの上級会員なら利用することができる。
2018.09.22(土)
文・写真=たかせ藍沙