火山と氷河の国アイスランドの自然は、これまでの価値観をがらりと塗り替えるほどドラスティック。クジラが暮らす北極海に、茫漠とした大地に迫力の瀑布、目にする全部が冒険だ。
フィンランドでストップオーバーすれば、洗練のデザインに彩られた街歩きも楽しめる。
人智を超えた大自然と、人の感性が生むデザイン、いわば両極の醍醐味を一度の旅で!
アイスランドまで最速のフライト
![他の現行機より20%静かな機内、時間や目的地によって変わるLED照明など、最新技術が搭載されたA350。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/-/img_d487b7920348430b9f4b08b05811c9a951742.jpg)
1983年に成田-ヘルシンキで週1便の定期運航がスタートしたフィンエアー。日本-ヨーロッパを最速で結ぶエアラインとして着々と支持を集め、運航を拡大。
2018年夏期スケジュール(2018年10月27日まで)では成田-ヘルシンキがダブルデイリー(1日2便)に! 名古屋・大阪・福岡-ヘルシンキの運航便数は週31便、コードシェア便を含めると38便を数え、欧州系エアラインにおいては最大規模になる。
![マリメッコとコラボした枕カバーや掛布団を用意したビジネスクラス。賞に輝く機内食もお楽しみ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/-/img_84ca869ca7b83a08cb79661315550b79110365.jpg)
2017年からフィンエアーではヘルシンキとアイスランドのレイキャヴィークを結ぶフライトを就航。2018年夏期スケジュールは、ヘルシンキ発15:35、レイキャヴィーク着16:00(所要時間3時間25分)で、毎日運航。
日本からの所要時間は搭乗待ちを含めても14~15時間と、最速で行くことができる。遠い国かと思っていたアイスランドが、想像以上に身近な存在に!
![ストップオーバーで滞在するヘルシンキでは予定を決めず、ぶらり街歩きをするのもあり。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/-/img_a1d5a8e920e7f5a8334127847f2bb1cf154264.jpg)
アイスランド旅行をさらに充実させるなら、“ストップオーバー(途中降機)”がオススメ。これはアイスランドのレイキャヴィークへ行く前後に、乗り継ぎ地であるヘルシンキで途中降機し、ここでも楽しんじゃおうという、欲しがりさんなら利用しないテはない方法。
ストップオーバーの予約方法は下記の通り。
1:出発地と最終目的地(レイキャヴィーク)を選択
2:往路または復路からストップオーバーを利用したい路線を選択
3:フィンランドでの滞在期間(5時間から5日間まで)を選択
4:予約に進むと、利用可能なフライトと最終的な航空運賃が表示される
フィンエアーのサイトではスタッフによる「ストップオーバーのヒント」が掲載されている。便利な交通機関のデイチケットやおすすめのグルメ体験など、参考になるはず。
![2泊3日でタンペレにあるムーミン美術館へ訪れるのも一案。エストニアなどへの魅力的な旅行パッケージもラインナップ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/5/-/img_f58c99fe69afdb58f5a58b783eceb1f6163924.jpg)
また、滞在中にヘルシンキで気ままにすごすのもいいけれど、ムーミン美術館やエストニアへの現地発着パッケージツアーもフィンエアーのサイト内で購入できるので、チェックしてみて。
2018.08.29(水)
文・撮影=古関千恵子