スープはあっさりと濃厚の2種
さて、バクテー初心者なら、ごくごく飲めるオリジナルスープ「あっさり」をお試しあれ。漢方臭さはまったくなく、クリアな色のスープは後味さっぱりで、あれ、これ和食じゃない? と思うぐらいの食べやすさ。
土鍋の中央にドーンと鎮座している豚のスペアリブは、漢方効果で驚くほどやわらかく、箸でスルッとほぐせます。
バクテーリピーターなら、通向けの「濃厚」タイプをぜひ。じつはこれ、マレーシアで有名なバクテーの町「クラン」の定番であるセパレート・バクテーにひじょうに近い味。コク深いスープに、角煮のようにうま味が凝縮したやわらかな豚肉が特徴。白いご飯との相性も抜群で、ビールや酎ハイのつまみにもいけます。
この2種のバクテーだけでも十分に行く価値があるのですが、さらにお店独自のバクテーメニューも楽しいんです!
2018.06.06(水)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)