◆富山県
鈴木亭の
「杢目羊羹 丸型 桜」
伝統を紡ぐ縁起のいい羊羹
どこを切っても美しい杢目(もくめ)が現れる、気品漂う羊羹。考案したのは、慶応2年(1866年)創業の鈴木亭の初代・岩城茂助で、富山県の県木である立山杉の年輪を白隠元と小豆で表現し、“年輪を刻む”ということから、お祝いやおめでたい席の手土産として長年愛されてきた。
あっさりとした甘さと滑らかな舌触りで、よく冷やしてから味わうと美味しさもひとしお。
定番は無地で、春の時期は桜模様が店頭に並ぶ。春以外に桜模様を注文する際は要予約だ。
鈴木亭
所在地 富山市西町6-3
電話番号 076-421-4972
http://www.suzukitei.com/
※通販可
2018.04.08(日)
文・構成=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史