港が見えるカフェで素敵な朝を
その日の夜に石垣港に戻る。「ブルーキャビン石垣島」は、港からすぐ。
右:島こしょう(ピパーチ)が入ったスパイシーなサングリア。
全部で45種類以上もあるという焼きたてパンが並ぶ1階の「ブルーカフェ」は、朝6時半から深夜の23時まで営業していて、夜にはオリオンビールのクラフトシリーズをはじめカクテルなどアルコール類も豊富。
さて、キャビンにチェックイン。男女別に分かれたフロアごとに、カードキーをかざさないと中に入れない。左右にロールカーテンがずらりと並び、中はコンパクトだが、ベッドはマットもしっかりして寝心地がいい。
カプセルとは違って天井まで高さの個室で、サイドデスクの下がカギのかけられる収納になっている。コンセントにUSBジャックも。寝転がって見られる壁掛け式のテレビは、迷惑にならないようにイヤホンで。
右:有料のお風呂は、予約をしてカギをもらって使う。
共用のシャワー、トイレと広々した洗面室に洗濯機と乾燥機が設置されている。ゆっくり湯に浸かりたいという人には60分500円(税込)で使えるジャグジーが付いた風呂もある。
翌朝、ブレックファストのブッフェにも自慢の焼きたてパン。時間があれば、港が見渡せるテラスでコーヒーを楽しんでみたい。潮風と香り高いコーヒー、石垣の朝を清々しい気分で出発できそうだ。
ブルーキャビン石垣島
所在地 沖縄県石垣市美崎町2-6
電話番号 0120-153-070
http://bluecabin-ishigakijima.jp/
小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)
ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel
Column
トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
2017.01.24(火)
文・撮影=小野アムスデン道子