世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。
第149回は、小野アムスデン道子さんが八重山諸島を巡る最新型の沖縄旅行をレポートします!
八重山諸島への拠点となる港へ
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八重山諸島は、沖縄よりさらに南西、有人では日本最南端の島になる波照間島や最西端の与那国島を含む、日本の最果てとも言える島々。そんな八重山諸島への旅は、まず直行便か那覇経由で南ぬ島石垣空港に飛ぶ。そこから石垣港離島ターミナルまで行って船に乗る。
空港から港まで行くのに、路線バスだと45分、タクシーでも30分ぐらいと結構離れている。この空港から港までの移動がちょっと面倒。しかし、石垣島の港まで来れば、どこの島へ行くにもここが拠点というわけだ。
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この離島ターミナルから歩いて1分というところに2016年10月にキャビン型ホテル「ブルーキャビン石垣島」が出来た。
1階が石垣では珍しいベーカリー&カフェで、本格的なドリップ式のコーヒーを淹れてくれる。ちょっと一気に行くのがたいへんな離島の行き帰りに1泊というのもありだし、ここを拠点に離島日帰りという技もありそうだ。
そこで、八重山諸島の中で一番大きな島であり、特別天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシをはじめ珍しい動植物が生息することでも有名な、秘境の西表島に週末弾丸で行くことにした。
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今回は、土曜の朝から飛んで西表島まで行ってしまって1泊、翌日、夕方までマングローブのジャングルを探検して最後のフェリーで石垣に戻り、この「ブルーキャビン石垣島」で1泊してから東京に戻る。直行便なら13時30分、那覇経由なら12時30分に羽田に着く。
また金曜の午後に飛んで、ここに1泊してから土日を西表島で目一杯使い、日曜に羽田に戻るというのも可能だ。
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2017.01.24(火)
文・撮影=小野アムスデン道子