日本以外ではまだまだ高い人気を保っていた?
そんなブームも一段落が付き、ランタ島のパッケージツアーを見かけなくなった2014年、訪れることに。プーケットのラサダ港からフェリーでピピ島へ、そこでランタ島行きのボートに乗り換えると、船内は立ち乗り客が出るほど欧米のバックパッカーですし詰め状態。ランタ島は忘れ去られちゃった(!?)と思っていたら、実は、日本以外では人気がある?
降り立ったランタ島のサラダン港周辺は、日本なら4車線は作りそうな太い道路が整備され、原付に屋根付き座席をくっつけたカラフルなバイクタクシー“サムロー”がずらりと並んでいます。ムスリムの女性タクシードライバーが、顔にまいた布を風になびかせながら、颯爽と走り抜けていく風景が、どこか新鮮な印象。
滞在した「ツインロータス・コ・ランタ」が位置するのは、サラダン港近くの代表的なビーチのひとつ、クロンダオビーチ。カジュアリーナの木々を抜けると、うっすらベージュ色の遠浅の浜辺が広がっています。干潮時はかなり沖まで潮が引き、泳ぐというよりも眺望系といえそう。
2015.12.19(土)
文・撮影=古関千恵子