城壁の上やロープウェイの中から街を眺める
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ドゥブロヴニクの楽しみ方は、街の中を散策する以外にも、たとえば、こんな方法はいかが?
ひとつは街の周囲にめぐらされた城壁の上を歩いて一周してみる。がっしりとした城壁から見下ろす、オレンジ色の屋根瓦の家並みのところどころから鐘楼が立ちあがる景色は、憧憬どおりの絶景です。アドリア海の深いブルーと屋根の色のコントラストもみごと! そして屋上に洗濯物が干してあったり、テラスで午後の時間を過ごしている人がいたり、家並みにも一軒一軒に暮らしが見えるのも一興。
もうひとつはロープウェイで丘の上から見下ろすこと。太陽に照らされたデイタイムも美しいのですが、サンセット時を狙って訪れるのも、おすすめです。
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ドゥブロヴニクの歴史を紐解けば、街の起源は古く、ローマ帝国まで遡るそう。10世紀にベネチアから街を救った聖ヴラホは守護聖人として崇められ、そのきっかけとなった2月3日は街をあげての祭典が開かれる“ドゥブロヴニクの日”となっています。
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2015.10.17(土)
文・撮影=古関千恵子