Magnificent View #235
コルチュラ(クロアチア)
(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
クロアチア南部に浮かぶ東西に細長い島、コルチュラ島。その中で最もにぎわう街が、島と同じ名を持つコルチュラである。
ごく狭い海峡を挟んだ対岸には、クロアチア本土のペリエシャツ半島を望む。その地理的条件ゆえ、この街は、長らく島の東岸を防御する役割を担ってきた。城塞に囲まれた旧市街では、教会や修道院、宮殿など、歴史を物語るさまざまな建物を見ることができる。
中世以降、この島の支配者は目まぐるしく移り変わった。ヴェネツィア、ハンガリー、フランス、オーストリア、イタリア、ユーゴスラビア、そしてクロアチア……。
そんな混乱に乗じ――といっては失礼かもしれないが――、マルコ・ポーロが生まれたのはコルチュラだという伝説が残っている。真偽不明ながら、生家とされる建物も存在するのだ。
