豊かな穀倉地帯が広がるパダノ平原は、米どころ。ここでは、どこよりおいしいリゾットが食べられる。“幻の生ハム”といわれるクラテッロは、ポー川の霧なくしては造れないし、パルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコ酢……このエリアは、名産品に事欠かない。

 これだけの食材の整う場所だから、もちろんシェフも腕を振るう。3軒の3ツ星リストランテはもちろん、トラットリアのテーブルに上る郷土料理もたいそうな美味。ここではもう、食い倒れるしかありません。

» 第1回 パルマ/美食の第一歩はリーズナブルな評判店から
» 第2回 ウルビーノ/ローカル食材は美食の宝庫
» 第3回 マントヴァ/この街に来たらカエルを食べなくっちゃ

オステリア・ラチューガ
Osteria L’Acciuga

シンプルなグリルで食べる魚料理がスペシャル

本日入荷の新鮮な魚は、シンプルに炭火焼きで。5ユーロ/kg

 6年前に食べたスペインのアンチョビの味が忘れられず、ラチューガ(アンチョビ)という店を開店。いろいろな国のおいしいアンチョビにこだわって取り揃えている。お墨付きのおすすめは、年間2500個しか出荷されない、サンフィリポのアンチョビとか。もちろん、毎朝入荷する、アドリア海の魚介もおいしい。ソースを使わず、シンプルなグリルで食べる魚料理がスペシャルだ。入荷する魚しだいの料理なので、メニューは毎日替わる。

左:店内は、サブマリン気分のキャビン風インテリアだ。
右:手前は定番のアンチョビのスパゲッティ11ユーロ。メニューには載ってないが注文すれば作ってくれる。奥が、前菜のローストしたタコ12ユーロ

Osteria L’Acciuga(オステリア・ラチューガ)
所在地 Viale Baracca 74, Ravenna
電話番号 +39-0544-212-713
URL http://www.osterialacciuga.it
営業時間 19時30分〜23時ラストオーダー(金曜・土曜日〜23時30分)
定休日 不定休

 

撮影=小野祐次
文=大沢さつき
コーディネート=大平美智子

この記事の掲載号

もうひとつのイタリア

CREA Traveller 2014年秋号

【永久保存版】ミラノから始まる
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定価1010円(税込)

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