豊かな穀倉地帯が広がるパダノ平原は、米どころ。ここでは、どこよりおいしいリゾットが食べられる。“幻の生ハム”といわれるクラテッロは、ポー川の霧なくしては造れないし、パルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコ酢……このエリアは、名産品に事欠かない。

 これだけの食材の整う場所だから、もちろんシェフも腕を振るう。3軒の3ツ星リストランテはもちろん、トラットリアのテーブルに上る郷土料理もたいそうな美味。ここではもう、食い倒れるしかありません。

» 第2回 ウルビーノ/ローカル食材は美食の宝庫
» 第3回 マントヴァ/この街に来たらカエルを食べなくっちゃ
» 第4回 ラヴェンナ/魚介がうまい! アンチョビ追求店

トラットリア・デル・トリブナーレ
Trattoria del Tribunale

美食の第一歩はリーズナブルな評判店から

テラス席は、店のはす向かい。天気の良い日はやはりこのテラス席を予約。

 200年前からあるトラットリアは、街でも有名。現在のオーナーになったのは5年前からだが、リーズナブルな値段とパルマの定番料理が楽しめるので、まずはここに出かけよう。ランブルスコが1本7ユーロという安さは、酒店で買うより安いのでは? と思うほど。陽気なイタリアンのサービスも気持ちいいが、とにかく混んでいるので早めの時間に行くのが正解。一皿の量もボリュームたっぷりなので、様子を見つつ注文を。

左:ハムやサラミには名物の揚げパン、トルタ・フリッタ6ユーロを。
右:手前から、ナスのパルミジャーナ8ユーロ クラテッロのタリオリーニ8ユーロ

Trattoria del Tribunale(トラットリア・デル・トリブナーレ)
所在地 Vicolo Politi 5, Parma
電話番号 +39-0521-285-527
URL http://www.trattoriadeltribunale.it
営業時間 12時〜14時30分、19時〜23時
定休日 無休

撮影=小野祐次
文=大沢さつき
コーディネート=大平美智子

この記事の掲載号

もうひとつのイタリア

CREA Traveller 2014年秋号

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