ネーミングも楽しい豆菓子いろいろ

 楽しいネーミングにも魅かれます。「めっちゃ抹茶トリオ」は、アーモンド、ピーナッツ、小豆をそれぞれ宇治の抹茶をふわっとかける製法で仕上げたもの。食べ比べて「めっちゃ(スゴイの最上級)、おいしい!」となりそう。

「めっちゃ抹茶トリオ」644円。左からアーモンド、ピーナッツ、あずき。

 「にじのかけはし」は、北野さんが構想から3年で完成させた無着色、無香料のカラフルな豆菓子7種類のセット。人と人、心と心をつなぐお菓子としてネーミングされました。

「にじのかけはし」手提げ入りスティックタイプ 1,700円。
カラフルな「にじのかけはし」。

 「豆菓子は、体にいいし、おなかもふくれる(笑)。塩分や糖分を補給できる手軽な食品として、アスリートにも愛用されています。防災用の非常食にもいいと思う」と北野さん。豆菓子を家に常備しておくのもいいですね。そして、豆菓子をもっと日常のおやつとして楽しみたい。

『ビーンズ工房 楽豆屋』
所在地 大阪府富田林市須賀2-20-2 株式会社冨士屋製菓本舗
電話番号 0120-228-501
URL http://www.rakumameya.com/

宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。

Column

そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行

生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。

2015.05.24(日)
文・撮影=そおだよおこ