やったことのない役は全部やりたい
――4月からは新ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」にも出演される山崎さんですが、俳優としての今後の目標について教えてください。
人と人との絡みの中で揺れていく感情を描いたヒューマン・ドラマだったり、三木監督の作品のようなコメディもやってみたいですね。でも、その年代で演じられる役をどんどん演じていきたいですし、今までやったことのない役を全部やりたい。目標とする俳優さんはいっぱいいますが、恥ずかしいので言えません。
山崎賢人(やまざきけんと)
1994年9月7日生まれ。東京都出身。2010年にドラマ「熱海の捜査官」で連ドラ初出演し、翌11年に『管制塔』で映画初出演。その後、『アナザーAnother』のほか、ドラマ「35歳の高校生」「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」などに出演。生徒役で出演する土曜ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(NTV系)が4月12日から放送開始。また、ファースト写真集「現在地」が発売中。4月19日には福家書店新宿サブナード店にて発売記念握手会を開催する。
『L・DK』
直情型の性格で、ときに暴走してしまう女子高生・葵(剛力彩芽)。父親の海外赴任のため家族と離れ、学校近くのアパートに住む彼女は、ボヤ騒ぎを引き起こしてしまったのを機に、学校で一番のツンデレ&モテ男である久我山柊聖(山崎賢人)と生活を共にすることになる。
(C) 2014「L・DK」製作委員会
http://love-ldk.jp/
4月12日(土)よりロードショー
くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。
Column
厳選「いい男」大図鑑
映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。
2014.04.11(金)
文=くれい響
撮影=深野未季