この記事の連載
「OMO5東京五反田」【前篇】
「OMO5東京五反田」【後篇】

近年、東京屈指のアツいエリアとして注目されている五反田。高級住宅地と下町、昭和の酒場と新進のグルメスポット、ITベンチャーと老舗企業が隣り合う雑多なムードが魅力ですが、それだけにどこから攻めればいいのやら?
街をこよなく愛するスタッフと地域の人々が連携したサービスで知られるホテル「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」(以下、OMO5東京五反田)を拠点に探ってきました。

滞在の拠点となる天井高6メートルのOMOベース
星野リゾートの「OMO(おも)」は、快適性と利便性を兼ね備えた、都市型ホテルブランド。全国17ヵ所に展開しており(2024年8月現在)、東京は五反田、大塚、赤坂、浅草にあります。いずれも特徴的な歴史と文化、そして風情のある街です。
「OMO5東京五反田」があるのは、JR五反田駅から徒歩6分の複合商業施設「五反田JPビルディング」(旧・ゆうぽうと跡地)の14~20階。エレベーターで14階に上がると、フロントを含む「OMOベース」が広がっています。

「OMOベース」とは、すべてのOMOブランドホテルに備わっている、滞在の拠点となるパブリックエリア。「OMO5東京五反田」のそれは、とりわけダイナミックです。
天井高6メートル、広さ1,200平米のワイドな空間に、ラウンジ、OMOカフェ&バル、ショップなどが連なり、窓の向こうには緑の空中庭園と都心のビル群。五反田にこんな場所があったとは……!
何はともあれ、チェックイン。タブレットを操作し、カードキーを登録するだけのスマート仕様です。同フロアにはチェックインの前後に使える無料のロッカーがあるので(宿泊者限定)、午前中に来て荷物を預け、都市観光に出かけることも可能です。



OMOのサービスは総じて、「いろいろ用意しておくから、あとはお好きにどうぞ」というスタイル。ゲストの自由度が高いところが大きな魅力です。街歩きを楽しみたい人はもちろん、ワーケーションでもストレスフリーに過ごせるはず。
2024.08.31(土)
文・写真=伊藤由起