この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月26日)

» きのうのレシピ「しらすのオイル漬けのっけ蕎麦」


vol.316 名古屋名物みそかつのっけごはん

 東京駅でお弁当を買うときに、必ず、候補にあがるのが名古屋名物「矢場とんのみそカツ弁当」。この矢場とんのみそカツ用のソースがなんと売っていると知り、早速ゲット。

 ヒレカツを揚げて、さっとソースにくぐらせて、炊きたてのごはんにのっけました。

 は~~、これこれ、この味! 普段は白米、玄米、雑穀米とごはんを色々食べわけてますが、やっぱりみそカツには白米ですよね。

■材料(1人分)

・豚ヒレ肉:120g
・小麦粉:適量
・卵:1/2個
・パン粉:適量
・塩、こしょう:少々
・揚げ油:適量

・矢場とんのみそだれ:1袋
・ごはん:適量

■作り方

(1)豚ヒレ肉は3等分に切り分け、肉たたき(またはめん棒、瓶など)で叩いて7ミリ厚さくらいにする。塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。溶き卵にくぐらせ、パン粉をつけ、180度に熱した揚げ油で2分ほど揚げる。

(2)鍋に湯をわかし、矢場とんのみそだれを入れて3分ほど湯せんであたためる。ボウルに移し、(1)をくぐらせ、ごはんにのっける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.26(日)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔