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最後の晩餐はラムとジンで

 アイスランドでの最後の晩餐はホテルで勧められた港近くの「Koper Restaurant」。

 最後は、やはりラムで締めることに。ソースも甘辛でおいしい。

 食後は街を少し散歩して気になっていたバーに入る。

1,900キロ、アイスランド旅を終えて

 日付が変わる時間に陽はやっと落ちはじめ、空を赤く染め上げる。

 走行距離1,900キロを6泊7日で旅をした。

 名所や有名レストランを訪ねる旅とは違って、道中眼前に現れる景色に魅了される毎日。その絶景は写真や動画には到底収まりきらないほどのエネルギーに満ち、心をとらえる。

 私が1週間で見たアイスランドなんてほんの一部に過ぎないだろう。

 日にちが違えば、季節が違えば、旅のスタイルが違えば、そこにある自然は新しい顔を見せるはずだ。地平線まで広がる氷河も西のフィヨルドも、冬のオーロラもまだ見ていない。

 旅を終えてもなおこの熱を持った気持ちは消えそうになく、アイスランドに惹かれつづけている自分がいる。

 人に聞かれたら私もきっと言うだろう。

 「アイスランドは行くべき、そして一周して。私もまた行くつもりだから」と。

大坪千夏(おおつぼちなつ)

1966年生まれ。フリーアナウンサー、タレント。アナウンサーとしてフジテレビで活躍。退社後、夫の仕事の都合でスイス、ブラジル、イギリス、マレーシアに計18年以上の在住経験があり、旅や仕事で訪れた国は40カ国以上! 2023年に東京に戻り、活動中。

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2023.09.20(水)
文・撮影=大坪千夏