歯茎に優しい馬の毛を用いた竹製歯ブラシ
◆元氣竹牙刷 100元～
「元泰竹藝社」の顔とも言えるアイテム。台湾の民宿では、使い捨て歯ブラシの代わりに、お土産に持ち帰ることができるアメニティとして用いられています。国内だけでなく、新潟県にあるグッドデザイン賞を受賞している宿「里山十帖」でも採用されており、高い人気を誇っているそうです。
柄の部分は南投県産の樹齢3年以上の孟宗竹を使用。丈夫でしなやかなのが特色です。ブラシの部分には樹脂製の毛のほか、良質な馬の毛を用いたものがあり、茶色の毛と白色の毛の二種類があります。ナイロンに比べるとやや硬めですが、硬すぎる場合は使用前に熱湯に浸けて軟らかくしましょう。
長い時間をかけ、改良に改良を重ねたという歯ブラシは、環境保護のためだけでなく、「磨き心地が良いから」という理由で購入する人たちも少なくないそうです。
なお、使用後には水分をしっかりと拭き取り、風通しのよい場所に置くようにしましょう。
2022.10.08(土)
文＝片倉真理
撮影＝片倉佳史、片倉真理、林家宏(オーナー写真)
