LOVE:香港の家禽料理
キラー通りに誕生した楽しい香港!

外苑前|楽記

 夏は暑すぎて、恋に狂うこともなく粛々と生活。そしていつの間にか秋に……。寝て起きて、仕事して、猫と遊んで、寝て起きて。そんなつつがない毎日を過ごしていたら、恋は突然やってくる。ということはみなさんご存知ですよね。

 でも、恋の予感はあったのです。あちこちから漏れ聞こえてくる「もう『楽記』は行った?」「いい中華を見付けたよ、『楽記』っていうの」という具合で、なんだか勧められがちなのだ、「楽記」を。というわけで、私も行ってきた、「楽記」へ。

 “乳鳩”(お乳を飲むわけじゃないけど、それくらい小さい赤ちゃんの鳩)メニューが要予約だってことはインターネットできっちりチェック。残念ながら揚げ乳鳩&揚げた鶏はお休み中だったので、醤油煮を予約した。

エッジの効いた「皮付き豚バラ肉のクリスピー焼き」。皮と身のめりはりが快感

 さてさて、いよいよメニューを開くと、まあ、楽しいこと! 特に香港料理の焼き物を炭火で焼いてくれるというのが貴重。しかしメニューが楽しいということは、迷っちゃって困っちゃうということでもある。まずは、「皮付き豚バラ肉のクリスピー焼き」が売り切れ間近ってことでキープ! 予約した乳鳩もあるが、家禽好きメンバーだったので、アヒルの釜焼きへ。そして野菜料理2品と蒸し物で、炒飯という流れに決定。

 私は残念ながら参加できないが、ワインについてもお店の人と楽しいディスカッションが繰り広げられ、それぞれに違う泡もので乾杯! 私は水出しのお茶で。そうこうしているうちに、すかさずキープした豚バラ肉がやってくる。一瞥するだけで「カリカリ」と聞こえてきそうな、絶大なるクリスピー感。そしてその下の肉はやや桃色がかってツヤツヤ。パクチーと一緒にサクサクといただく。

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2013.10.06(日)