オーストラリアで最も古い街がある州といえば？
◆もっと知りたいオーストラリア vol. 2
1770年、キャプテン・クックが上陸したのが、現在のニュー・サウス・ウェールズ州中部の海辺。それから約250年の歳月を経て、その場所はオーストラリア最大の都市シドニーへと発展しました。
ニュー・サウス・ウェールズ州の州都であるシドニーは、オーストラリア経済の中心であるとともに、グルメ、アートなどさまざまなカルチャーの発信地。多彩なイベントも大きな魅力です。
南半球最大級の光の祭典「ビビッド・シドニー」のほか、シドニーマラソン、約10万発が夜空を彩る大晦日のカウントダウン花火大会などが旅行者にも人気。
例年2～3月に開かれる世界最大級のLGBTQIA＋の祭典「シドニー・マルディグラ」も圧巻です。
おしゃれなサーフカルチャーを体感できるのも、ニュー・サウス・ウェールズ州ならでは。
シドニーのボンダイ・ビーチのほか、北部に位置するバイロン・ベイも人気。美しいビーチを満喫しながら、のんびり街歩きも楽しんでみたい！
自然豊かなエリアにも魅力が満載です。ワイン好きなら120以上のワイナリーが集まるハンター・バレーは必訪。シドニーから日帰りや1泊2日のテイスティングツアーが豊富に用意されています。
大自然のなかで心身をリフレッシュするなら、世界遺産のブルー・マウンテンズ国立公園。世界最古の鍾乳洞見学のほか、絶景を満喫するブッシュウォーキングなど、楽しみも多彩。
そして、ニュー・サウス・ウェールズ州のとっておきの場所が、シドニー沖約700キロの海上に浮かぶロード・ハウ島。島の自然と文化を守るため、旅行者が滞在できるのは最大400人まで。まさに唯一無二の休日を過ごせます。
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※記事中に掲載の情報は、2022年6月現在のものです。ご旅行を計画される際は、出入国に関する手続き、現地での行動対策、各施設の営業状況など、最新情報を必ずご確認ください。
※AUD(オーストラリア・ドル)1＝約94円(2022年6月)
Column
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2022.06.17(金)
文＝矢野詔次郎
写真＝鈴木七絵
協力＝オーストラリア政府観光局
