#9 大人になるほどエモーショナルな色を選ぶべき
毎シーズン花盛りのメイクもの、次は何を選ぼうかという時に思い出してほしい話。基本的に花や景色や女性像がテーマになる提案が多いが、カラーをもっとエモーショナルな視点から捉え、より精神的なテーマを掲げるブランドもあることを知っておきたい。
メイクは感情や魂とつながっているもの、そういう共鳴を感じられる色をぜひとも選んで欲しい。例えば「心の底を描く」ルナソル、テーマの奥にいつもスピリチュアルな動機を含むセルヴォークを。
カネボウ化粧品
フリーダイヤル 0120-518-520
https://www.kanebo-cosmetics.jp/lunasol/
セルヴォーク
電話番号 03-3261-2892
https://celvoke.com/
#10 メッシュクッションはクッションファンデの進化系となり得るのか
最近、存在が際立つのがメッシュ型ともネット型とも呼べる新しいコンパクトファンデ。
商品名にはクッションとあるが明らかにクッションの進化系。これが見事に美しい肌を作ってくれる。
ジェルを微細なネットで包んでいるから、スポンジにつく量が調整され、絶対間違いのない仕上がり、この肌が一番好きという声が多いネットクッション。美しい肌の方程式をこんな形で再現した実に頭のよい処方である。
パルファム ジバンシイ[LVMH フレグランスブランズ]
電話番号 03-3264-3941
ランコム
フリーダイヤル 0120-483-666
https://www.lancome.com/
クレ・ド・ポー ボーテ
フリーダイヤル 0120-86-1982
https://www.cledepeau-beaute.com/jp/
齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。
Column
齋藤 薫 “風の時代”の美容学
美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。
2022.04.02(土)
文=齋藤薫
写真=Hirofumi Kamaya