●エステティシャン直伝のケアを実践!

<ケア方法>

1.まずは中指だけを使って「鼻」「頬」「口周り」をケア。

<① 鼻のケア方法>

左右の中指を左右の鼻の横に置き、鼻の頂点を目指して、指を滑らせるようにして移動させる。顔の下部分から、上に向かって3回程度行う。

<② 頬のケア方法>

「鼻横上からこめかみ」「鼻横からこめかみ」「唇横からこめかみ」へ3回指を滑らせる。

<③ 口周りのケア方法>

鼻の下から唇わきを通り、両手の指で半円を描くようにして、唇の下へ指を滑らせて、戻す。これを3回(唇の下で終了させるので、実質は2回半)繰り返す。

2.続いて、指3本を使って「あごから額」「額」「目周り」「こめかみから鎖骨」をケアします。

<④ あごから額のケア方法>

両手の指をあごの左右に置き、額まですっと上げる。あご部分は、指1本で行い、額辺りから3本で行うと良い。

<⑤ 額のケア方法>

両手の3本の指を眉上から髪の生え際まで「肌を上げるように」スライドさせる。額全体に化粧水をつけるイメージで行うと良い。

<⑥ 目周りのケア方法>

指3本を使って、円を描くようにして左右の目周りをケア。3回行い、ケアの最後に指を左右のこめかみで止める。

<仕上げ~こめかみから鎖骨のケア方法>

こめかみから顔のわきを通り、あご、首、鎖骨まで指を滑らせる。リンパを流すイメージで行う。

 この方法で化粧水をつけていく場合は、最後の⑦の仕上げ部分で手のひら全体を顔につけ、頬も通るようにすると、化粧水を顔全体につけやすい。また、あごから下は、指を開いて行うと、より広範囲に化粧水をつけられるのでオススメです。

 今回ご紹介した方法は、順番がしっかり考えられているので、流れるように行えます。

 何度か行うと手順を手が覚えるので、その後は思いついた時にいつでも行えるようになり、とても重宝します。私はこの方法を覚えてから、顔が下がったと感じた時でも、余りうろたえなくなりました。優しく何度も行って、自分のお肌を自分で労わる習慣をつけましょう。

にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

Column

にらさわあきこの日々是実践美容道

 新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。

2022.02.06(日)
文・写真・イラスト=にらさわあきこ
商品撮影=釜谷洋史