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こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
お肌にダメージを与える2大・悪要素と言えば、紫外線と摩擦ですよね。
中でも、摩擦は毎日の洗顔でも、うっかり起こしてしまいそう。
摩擦を起こさないためには、「泡をしっかりと作りましょう」とよく言われていますけど、「力加減は合っているのか」というと、イマイチわからないですよね。
そこで、銀座3丁目にあるタカミの路面店「TAKAMI GINZA」で実施しているスキンケアレッスンを体験したところ、摩擦ナシで行えるクレンジングと洗顔の方法を教えていただけました。思いもよらない方法だったのに、とても役にたったので、次回と2回に分けてご紹介します。
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●まずはクレンジングを習いました
「クレンジングで大切なのは、手にしっかりとクレンジング剤をなじませることです」とは、タカミのビューティートレーナー・チーフの田村純子さん。
なじませることで、ゲルがクッションの役割を果たし、手が直接肌に触れることがなくなるので、摩擦などの負担が減らせるのだとか。

そのために大事なのが、量となじませ方。
まず、量は結構多いです。
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
写真位の量を出すと、私は余らせてしまいがちなので、これまではもっと少量でクレンジングを行っていました。
しかしタカミさんの方法では、余らせることがありませんでした。
それにはコツがありまして、その第一が、「両手の手のひらを合わせて、そのまま手を離さずに右手と左手が逆さ向きになるようにゆっくり左右にスライドさせてから戻す」というもの。
たったこれだけなのですが、行うとクレンジング剤が手の隅々にまで行き渡り、その後は手を軽く顔に当てるだけで、摩擦ナシでクレンジングを顔中に行き渡らせられるのです。
そして、この方法を行うためには、推奨されるだけの量が必要で、推奨量にはきちんと理由があったのだと思い至りました。
田村さんに実演していただきましょう。
2021.03.07(日)
文・写真=にらさわあきこ