こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
美を大きく左右する眠り。私たちはよく、「睡眠が足りてない」とか、「眠りが浅い」とか、すぐに口にしますよね。でも、実際の眠りの状況って、なかなかわからないものです。
そんな中、眠りを計測してくれるサービスを西川で体験したところ、とても発見が多かったので、前回コラムに書きました。今回は、更に寝室環境をチェックしてもらいました。
●睡眠環境がチェックできる
利用したのは、西川が行っている「ねむりの相談所」のサービス。HPから申し込むと、眠りのプロ「スリープマスター」が様々な悩みに答えてくれます。
前回は、私の睡眠中の様子と日中の動きを計測。その結果からアドバイスをもらいました。
今回は、私の寝室環境を5日間計測していただいての相談です。
ねむりの相談所
https://www.nemuri-soudan.jp/
眠りの様子を計測・可視化し、カウンセリングしてもらえる「ねむりの相談所」は、全国に約40店舗。
使ったのは、「寝室チェックシステム」という機器(要予約・貸し出し料1,100円税込)。
これを枕元など寝る場所近くに置いておき、温度・湿度・明るさ・音を計測。1週間程度分を計測したら、相談所を再訪してデータを分析してもらいます。
私は日程の関係で5日分を計測しました。その結果がこちらです。
「眠りには適した環境があり、温度・湿度・明るさ・音などが関係しています。理想の睡眠環境は、今の季節だと温度が22度、湿度は55%、明るさは0.3㏓未満、音は30db以下です。この明るさは、電気を消した時に手元がぼんやり見える程度、音は図書館くらいの静けさです。温度以外は通年、この数字が目安ですが、夏は25度くらいが目安になります」(西川広報・スリープマスター森 優奈さん、以下・同)
目安は、西川が1984年に設立した日本睡眠科学研究所での研究結果などをもとに導き出したものだそう。
なお、温度湿度ともに、エアコンのリモコンなどに表示されている温度や湿度に惑わされずに、専用の温湿度計などで部屋の環境を見るのがオススメとのこと。
では、私の寝室環境は、どんな評価になるのでしょうか?
5日分の総括を見てみると、「見直しが必要です」となっています。これは、3段階評価の真ん中。どこがどう問題なのでしょう。
「にらさわさんの場合、音や明るさは問題ないのですが、温度と湿度が気になります。特に温度は全体的に低く、朝方さらに下がっている傾向があります」
2021.02.21(日)
文・写真=にらさわあきこ
資料提供:西川