新鮮なカーネーションはこう見分ける!
![カーネーションの茎は節の部分で折れやすいので優しく持ちましょう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/1280wm/img_920cd7c9d3d266c8e149b41e7899f23d168540.jpg)
まず大前提として、新鮮なカーネーションを選ぶこと。花もちがいいカーネーションだけあって、見た目だけでは新鮮なカーネーションか古いカーネーションかを見分けることは難しいのです。
ポイントは、がくの部分。がくをつまんでみて、ぷにぷにと柔らかいものは鮮度が落ちている証拠です。
触るのが難しければ、がくの色でも判断ができます。茶色っぽく色が悪くなっているものは避けましょう。
またあまり知られていませんが、カーネーションにも香りがある品種が存在します。甘くスパイシーでエキゾチックな香りが特徴ですが、この香りは摘み取ってしまうと2~3日で消えてしまうため、香りがするカーネーションは摘み取って2~3日以内の新鮮なカーネーションということが分かります。
カーネーションを長持ちさせるコツ
![色の種類が豊富なのもカーネーションの魅力。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/1280wm/img_49a7f84019d37b4c81edb9479ae2225788604.jpg)
新鮮なカーネーションをお家に迎えたら、余分な葉を取り除きます。つぼみが付いているタイプのものは、咲かないつぼみを取り除きます。
![左のつぼみは咲きますが、右のつぼみは咲きません。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/1280wm/img_3c987d53f4ae4d0f854730948bcfdf07127631.jpg)
つぼみの先端を見て、すこし花が顔をのぞかせているものは咲きますが、完全な緑色の固いつぼみは咲きません。
つぼみを咲かせようとしてエネルギーや水を消費してしまうので、咲かないつぼみは取り除きます。
花瓶では、少し浅目の水に生けてあげましょう。葉が生えている節の部分が腐りやすいので、節のすぐ上で切り、節の部分が水につかないようにすると、水が汚れずに長持ちします。
カーネーションを長持ちさせるコツを学んだところで、最後にお得に手に入れる方法をご紹介します。
2021.04.21(水)
文=佐藤俊輔