■1位 アイツタキ島/クック諸島

“楽園”という称号を裏切らない、完璧な美しさ

 南太平洋に浮かぶクック諸島。“楽園”という称号をほしいままにする、フィジーとタヒチのちょうど間に位置し、その美しさは期待を裏切りません。

 15の島々からなるこの国の表看板となっているのが、アイツタキ島。ごくごく浅瀬のラグーンが広がり、海底の白砂が太陽光をレフ板のように反射させ、まるで海が光り輝いているようなのです。

 おすすめは無人島のワンフットアイランドへ行く1日ツアー。なんと無人島ながら、ワンフットアイランドにはなぜか郵便局があります。ここからのハガキの投函や、パスポートにスタンプを押してもらうのは、ツーリストの間でお約束となっています。

 ワンフットアイランドの沖にある“ヘブン”と呼ばれるサンドバンクは、まさにその名のとおり。360度ラグーンと青空に包まれ、至福な気分が味わえます。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/5144

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2020.05.02(土)
文・撮影=古関千恵子