台湾のおやつといえば、豆花。今も伝統的な味が愛され、同時に新しいタイプの豆花も誕生しています。
いずれにせよ台湾中の人に愛される、優しい優しい味です。
古き良き豆花を 手づくりで受け継ぐ
●古早味豆花
![伝統豆花+米圓+愛玉+レモン 50元。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/-/img_1313e58c58e4ac2bbc3bb28bb6b334eb90422.jpg)
「古早」とは“古き良き”という意味。
手づくりだからこそ大豆や気候によって微調整することができ、いつも同じようになめらかな口当たりの豆花になる。
「豆花はここでなくては」という客が多い、台北を代表する一店だ。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/c/-/img_5c6cca696876814873b7b718bc14acda98793.jpg)
つるんとまあるく盛りつけられるのは、なめらかだけれど崩れにくい独特の質感だから。
固めるときに豆乳を注ぐ速さで決まるという職人技だ。
気泡がなく、すっとした口どけはさすが老舗。
![豆漿豆花+芋頭+芋圓 50元。トッピングの手づくり芋団子やホクホクしたタロイモも美味。シロップではなく豆乳を注いだ一品。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/-/img_e5ce7518d059ad0b78e31758364bddb8113844.jpg)
![關西 仙草凍+粉圓+粉粿+脆圓 70元。台湾の關西という地域の仙草ゼリーもファンが多い。ほろ苦いゼリーにはさつま芋団子など甘めのトッピング。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/-/img_10b39045411aa9eed4bef4bd159a43ef83431.jpg)
2020.04.21(火)
Photographs=Tamon Matsuzono
Coordination=Mari Katakura
Cooperation=Taiwan Tourism Bureau
CREA 2020年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。