グルメ大国マレーシアの味を
存分に楽しめる食イベント
アジアのグルメ大国としてじわじわ人気が高まっているマレーシア。現地に行かないとマレーシアグルメが食べられないと思っている方に朗報です!
横浜で8月31日(土)、9月1日(日)、関東のマレーシア料理店が集結し、各店の看板料理をど~んと提供。年に一度の食祭りが開催されます。

多民族が暮らすマレーシアの食文化は驚くほどバラエティ豊か。
中国を起源とするチキンライスに、インド文化の影響を受けているカレー付きロティ・チャナイ。
またスパイスの効いたスープに麺を入れたカリー麺は、その2つの食文化が融合したもの。
つまり、複数のジャンルの料理と、それらが影響しあって発展してきたのがマレーシアグルメ。それらのバラエティに富んだ味を体験できるのが、このごはん祭りなんです!
初心者におすすめなのは
ナシレマッとチキンライス
マレーシア料理初心者なら、まずはナシレマッとチキンライスをぜひ。
どちらもポイントはご飯で、ナシレマッはココナッツミルクで炊いた甘い香りのするご飯に、コク深い辛味ペーストのサンバルを混ぜて食べる南国の味。チキンライスは鶏スープで炊いた旨みたっぷりのご飯がチキンによく合います。




マレーシアで人気の軽食ロティチャナイ。このごはん祭りでは、タイで修業した日本人女性の手作りロティが登場。
生地作りには技と手間とがかかるので、日本ではなかなか食べられない貴重な味。タイで人気の甘いココナッツロティもうまうまです!


そして華人系マレーシア人のソウルフード、豚の漢方スープバクテーもお見逃しなく。滋養強壮や夏バテ防止に効果があるといわれる漢方を多用し、ことことじっくり豚肉を煮込んだもの。

2019.08.22(木)
文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)