体形キープのコツは
タイプ別に対策を

 暑さでぐったり、食欲もいまひとつ。もしかして痩せるかも? と少し期待をしてみるけれど……。

 「以前は、夏痩せで悩んでいる人が多かったのですが、最近は、逆に夏太りする人が増えています。

 そんなに食べていないのに太るという方の話を聞くと、通常の食事の量が減っていても、アイスクリームやゼリー、炭酸飲料水など喉越しのいいものばかりとっているようです。

 栄養バランスの偏りから、太りやすくなっているのです」

 と話すのは、東洋と西洋の両医学からのアプローチで診療にあたる木村容子先生。

 熱中症予防で、暑いからといって動かないようにしている人も多いので、動かないから太りやすいのだとも。さらに、漢方の考え方では、太りやすい体質の人もいるという。

「漢方では、それぞれの方の総合的な体質を重視して治療をしますが、太りやすい体質も、同じです。太りやすい人の基本の体質は、食毒タイプ、瘀血タイプ、水毒タイプに分けられ、それぞれのダイエット方法も異なります」

 自分がどのタイプなのかは、【Check!】を参考に。

【Check!】
太りやすい体質!?
3つの体質のなかで当てはまるのは?

●食毒タイプ

□ 食べるのが早い
□ 便秘しやすい
□ 一食くらい抜いても大丈夫
□ 肉料理が多い

●瘀血(おけつ)タイプ

□ 手足が冷えやすい
□ 肩こりがひどい
□ 目の下にくまができやすい
□ ストレスを感じることが多い

●水毒タイプ

□ むくみやすい
□ 水分をとるとお腹がぽちゃぽちゃ音がする
□ 胃もたれしやすい
□ 喉がかわきやすい

 3つの体質のなかでそれぞれ当てはまる項目数が多いのが、あなたの体質に近いもの。体質に合わせて生活を見直し、痩せやすい体に!

2019.07.17(水)
Text=Kaoko Saga(Lasant)

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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