本当の僕はかなりクール

――大国男児のメンバーとして、そして俳優・カラムとしての今後の目標を教えてください。

 大国男児としての夢は、どんどんいろんな音楽に挑戦してみるということです。僕たちはアイドルだから、こういう音楽しかできないと思われるのが大嫌いなんです。アイドルの壁の中に閉じ込められているんじゃなくて、その壁を自分たちで崩していきたい。そしていつかは、その頑張っている姿をみなさんに見てもらいたい。そして、日本武道館でコンサートをしたいです。個人的には、今回とてもいい経験をさせてもらったので、ほかの作品にも出演してみたいなと思います。お芝居も、日本語も頑張って、前よりは成長したねと言われるようになりたいです。憧れの俳優さんは、竹野内豊さんです。

――最後に、本名であるパク・ヒョンチョルと、カラムの違いを教えてください。

 パク・ヒョンチョルは、意外とクールだと言われます。カラムのときは、可愛らしくて少年っぽい。いつもキラキラしているアイドル的なイメージだと思いますが、ヒョンチョルは男らしくて、家族や未来のこと、いろんな細かいところを考えているしっかり者なんです。

カラム
1991年6月28日生まれ。韓国出身。身長178cm・B型。2010年、5人組アイドル・グループ「大国男児」のサブヴォーカル、リードダンサー担当としてデビュー。8月1日に、『愛を歌うより俺に溺れろ!』主題歌「いけない1・2・3」を含む、6thシングル「本気Magic」をリリースした。

『愛を歌うより俺に溺れろ!』
聖野薔薇女子学園の憧れの的である、少年のような桜坂水樹(大野いと)。ガールズロックバンド「ブラウエローゼン」を率い、女性限定のライヴステージに立った彼女の前に、男海山高校で姫扱いされている美少年・白石秋羅(カラム)が現れ、彼女に愛の告白をする。
www.aiore-movie.com
8月25日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー
(C)2012映画「愛俺!」製作委員会

Column

厳選「いい男」大図鑑

 映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。

2012.08.17(金)
text:Hibiki Kurei
photographs:Hanae Miura