都会のすぐ近くにある
サファリ風のリゾート
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/9/-/img_d90d5fbc942fdd5c744c251ec636be4367551.jpg)
変り種のサファリロッジといえば、「カークルーフ・サファリ・スパ」。ピーターマリッツバーグという都市から車でわずか30分ほどのところにある。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/0/-/img_803bbe502dc84d556209a0cc9d556920116971.jpg)
広大な敷地には草食動物が放し飼いにされていて、ゲストは電動カートに乗ってそれらを観察する。自然のブッシュというよりはサファリパークに近いのだが、サイやキリンなどたくさんの動物に出会えるし、アクセスのよさから都会の人たちが気軽に訪れているという。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/6/-/img_06977fdc3a45c60dd5a5b042cb9edf8481884.jpg)
右:ハーバルボールを使ったものをはじめ、トリートメントメニューもさまざまだ。
その名のとおり、ここはスパが有名。独立したスパ棟には、90分のマッサージからランチ付きのフルコースまで、さまざまなトリートメントメニューが用意されている。
セラピストは全員、タイからやってきた熟練者。施術のクオリティーが高いのはもちろんのこと、自然の中で受けるトリートメントだからこそ、より効果的なのかもしれない。サファリだけでなく、スパも存分に体験したいという女性におすすめだ。
karkloof safari spa
(カークルーフ・サファリ・スパ)
所在地 Ottos Bluff Road, Pietermaritzburg
電話番号 033-569-1321
https://karkloofsafarispa.com/
食事にワイン、スパを満喫し、野生の生態にも触れたサファリの旅。南アフリカはけっして近くて気軽なデスティネーションではないけれど、動物を間近に見るゲームドライブや、大自然と一体化できるロッジでの体験は、忘れられない感動を与えてくれた。
またいつか、あの大自然のなかへ飛び込んで行きたいと思っている。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/-/img_7abb80b37b12d35b1362e7e4fedc586511400.jpg)
芹澤和美 (せりざわ かずみ)
アジアやオセアニア、中米を中心に、ネイティブの暮らしやカルチャー、ホテルなどを取材。ここ数年は、マカオからのレポートをラジオやテレビなどで発信中。漫画家の花津ハナヨ氏によるトラベルコミック『噂のマカオで女磨き!』(文藝春秋)では、花津氏とマカオを歩き、女性視点のマカオをコーディネイト。著書に『マカオ ノスタルジック紀行』(双葉社)。
オフィシャルサイト http://www.journalhouse.co.jp/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
2017.11.25(土)
文・撮影=芹澤和美