マレーシア人に人気!
ジャックフルーツとロンガン
次に、日本人にはまだなじみがないけれど、マレーシア人が大好きなフルーツはこれ! ひとつめはジャックフルーツ。初めて食べたときはフシギな感じでしたが、今では見つけたらかならず買います。
スーパーでは、実から取り出した房状の果肉をパックに入れて販売。果肉ひとつのサイズは、おでんダネの餅巾着ぐらい。中にころんと大きな種が入っている。
とても甘くて、独特の香りがあり、むちっとした弾力のある食感が特徴です。果汁はほとんどなく、フルーツというよりも甘い野菜という感じかも。
このジャックフルーツの実は、長さが30センチ以上もある巨大なもので、世界最大の果実ともいわれています。
ケダ州のマーケットで販売されていたジャックフルーツ。ぼつぼつの突起で覆われた硬い皮を割り、中の果肉を取りだす作業はけっこう大変。
そして、もうひとつマレーシア人に人気なのが、ロンガン。ライチをひとまわり小さくした半透明の実で、ぶどうのように手で皮をむいて食べます。
中にコロッと丸い種が入っていて、そのまわりの果肉を食べる。
ぷりっとはじけるような食感に、あっさりとした素朴な甘さが、やめられない、とまらない味。ちなみに、ロンガンとそっくりな見た目のランサもおいしいです。甘酸っぱいマスカットのような味で、見かけたらこちらもぜひトライ。
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- 文・撮影=古川 音(マレーシアごはんの会)
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