“発酵女子”のためのオシャレ発酵食レシピ!

 塩麹などの発酵食が空前の大ブームだ。塩麹や味噌が体によくておいしいと分かってはいても、なんとなく和食のイメージが強くて、地味でオシャレじゃない……と思っている人も多いのではないだろうか。

 暮らし家&料理家である塩山奈央さんは、毎年手作りの味噌を仕込むほどの“発酵女子”でありながら、洋食好き、ワイン好きのCREA世代。

 毎日楽しむワインに合うレシピを考える中で、自然に発酵食品を使ったレシピが増えていった。

 塩麹をハーブや薬味と一緒に使ったり、味噌を洋食の隠し味に混ぜたり、ぬか漬けに火を通して使ったり……。

 目からウロコのレシピの数々は、それぞれの旨味が引き出され、お酒にもご飯にも合うものばかり。

「チーズやヨーグルト、アンチョビ、塩辛といった、冷蔵庫の片隅に余っていそうな発酵食も、料理に調味料的に取り入れると、旨味とコクがアップして、すごい効果を発揮します。常識にとらわれずに自由な発想で楽しんでみてください」

『発酵食をはじめよう お酒もごはんもすすむ旨味レシピ75
CREA世代をターゲットとした初の“発酵食レシピ本”。発酵食=地味といったイメージを覆す一冊。塩山奈央著 ¥1418 (文藝春秋)

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塩山奈央 Nao Shioyama
暮らし家&料理家。1978年生まれ。ESMOD JAPON卒業。パタンナーとして活動後、料理の世界に足を踏み入れる。“まめまめしく、おいしく、ものをいつくしむ”をテーマに、暮らしに欠かせない「食べ物」と「縫い物」を通じ、手作りの喜びを伝える。
URL mameoiseau.blog62.fc2.com

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2012.03.08(木)
photographs:Tamon Matsuzono

CREA 2012年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

一生もの美容

CREA 2012年4月号

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