なんと、歓迎のサプライズプレートが!

ANA SUITE LOUNGEの受付。ファーストクラスの搭乗客は赤いじゅうたんのカウンター。

 ちょっとしたセレブ気分を味わった ANA SUITE CHECK-INの興奮も醒めやらぬうちに、次は地上の最大のお楽しみ、ファーストクラスラウンジへ。ANAのラウンジの受付では、ファーストクラスの搭乗客は赤いじゅうたんが敷かれたカウンターで。これもなんだかうれしい! ここで、ファーストクラス搭乗客だけが右側のラウンジに入ることができるのだ。

窓側と中央席の間にはパーテーションがあって、落ち着いて過ごせるようになっている。

 中に入ると、ANAの制服を着た女性が「たかせ様、どちらのお席がよろしいですか? 窓側になさいますか?」などと聞いてくれ、「そうですね。では窓側で」などと答えると席に案内してくれる。

 でも、ゆったりめのソファの窓側席はさすがに人気で、他の搭乗客と向かい合うことになる。それで奥に案内してくれたものの、ビュッフェから離れてしまう。「いかがなさいますか?」と。最終的に窓側を諦めて、ビュッフェ近くのソファ席に案内していただいた。ここまでパーソナルなケアはJALにはなかったなー、などと思いつつ着席。

前菜、サラダ、デザートはビュッフェで。後ろで働く皆さんは、こまごまとしたゲストのケアに余念がない。

 でも、ゆっくりしてはいられない。限られた時間の中であれこれ食べなくちゃ(笑)。荷物を置いてビュッフェのコーナーへ。すると、オーダーメニューが置かれていた。

 生パスタ ボロネーゼ、グラタン、ビーフバーガー、ANAオリジナルカレー、牛丼、海鮮丼、ANAオリジナルカツカレーといったメニューのほかに、ビジネスクラスラウンジではカウンターに取りに行く各種そばとうどん、とんこつラーメンも、ここでは席まで運んでくれる。

まずは前菜から。サラダと、鰹のたたき、揚げ名残鱧香味おろし掛け、くみ湯葉とずわい蟹、埼玉県産柚子を使った洋梨タルトなどを。

 待っている間に前菜やサラダをピックアップ。どれもとても美味しいのだけれど、機内食のことを考えて、ごはんとバンズは完食を避けた。だって、今日はこれから機内で何品食べられるかしら、と楽しみにしているのだから(笑)。

迷ったので、メインはふたつ(笑)。海鮮丼とビーフバーガーをオーダー。機内食のことを考えて炭水化物は完食せずに。

 食後はラウンジ内をあれこれ散策。シャワーが使用中だったので、コンシェルジュの方に空いたら写真だけ撮らせてほしいとお願いした。「お席に戻られますか? 空いたらお知らせします」と言っていただいたので、「先ほどの席がまだ空いているようなら」と言うと、「お席はキープしてありますので大丈夫です」と。戻ると「予約席」のプレートが置かれていた。なんてパーソナルなおもてなしだこと!

 ほどなくして、シャワールームが空いたと呼びにきてくださり、見学に。こちらはビジネスクラスラウンジと共用だけれど、ファーストクラス搭乗客には資生堂「ザ・ギンザ コスメティクス」のアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディローション)が付くとのこと。私はシャワーは使わなかったのに、アメニティをくださった!

ラウンジのシェフが作ってくださったウェルカムプレート。中央に載っているのは、和栗のムース。私がANAファーストクラスに初めて搭乗するという連絡がチェックインカウンターから入ったとのこと。感激!

 搭乗が始まっていたので、サクッと写真を撮って席に戻り、そろそろ搭乗口に行こうとした矢先、何かが運ばれてきた。「チェックインカウンターから、初めてのファーストクラスとの連絡がありましたので」と。なんと、「Welcome to ANA Suite Lounge」と書かれたデザートプレートが! これにはびっくり! だってここは、高級レストランではなくて空港のラウンジなのだもの。

 満面の笑顔で記念写真を撮っていただいたりしてしばし盛り上がったものの、「搭乗が始まっているから急いでいただかないと」という私に「連絡を入れてありますので、ごゆっくりどうぞ」と。私が搭乗口に着いたのは出発時刻の10分前ながらも、連絡済みなので笑顔で迎えられて機内へ。搭乗前から幸せ気分にしていただいたのだった。

半個室のマッサージチェアが3台ある。その他に落ち着いて仕事をしたり、テレビを観たりできる半個室や、コピー機などもある。

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2016.11.16(水)
文・撮影=たかせ藍沙