いよいよ機内、ANA FIRST SQUAREへ!
というわけで、出発時刻の10分前に搭乗。なのに、座る前にシートの写真を撮りまくるという傍若無人ぶり(笑)を、笑顔で迎えてくださったCAさんたちに感謝しつつ着席した。ANAのシートは、「ANA FIRST SQUARE」という名称だ。その名の通り長方形の四角いボックス型のシートとなっている。1-2-1という並びが2列、8席だ。
私が指定したシートは1A。最前列の窓側だ。反対側の2列目にもうおひとりの乗客がいらした。どのような方なのか、パーテーションがあるのでお顔も拝見できない。プライバシーが守られているのだ。対するCAさんもおふたり。なんとも贅沢なフライトとなった。
ボックス型のシートは収納スペースがたっぷりあって、手荷物も前方の下に収納できるようになっている。カメラ等は手元に置きたいし、途中でパソコンも使いたいので、いちいち上に上げなくていいというのは助かる。
シートの通路側の外側には、ジャケットを収納できるハンガーラックがあったり、DON'T DISTURBのサインを中から操作して点灯できるようになっていたりする。窓側にはリモコンやヘッドホンの収納棚や、電源、USBボート、iPod接続ポート、ライトの操作ボタンなどがすっきりと配置されていて使いやすい。その分、窓側族の私としては、窓が遮られてしまうのはちょっぴり寂しいけれど。
23インチの大型液晶テレビの下からはテーブルを引き出すことができるようになっているけれど、それとは別に、窓側から小さなテーブルを引き出すことができる。このふたつ、高さが変えてあるので、同時に使用することができるという優れもの。
離陸前の飲み物は、もちろんシャンパン。でも、ここで欲張ってはいけない。高級シャンパン(ANAの場合はKRUG)は上空で気圧が安定してから開栓されるので、離陸前には喉をうるおす程度に留めておくべし。
離陸した後は、すぐにリラックスウェアに着替えてくつろぐことに。このウェアは、ポーチに収納できて持ち帰ることができる。トップはファスナーで前開きの淡いグレー、パンツはトップスよりも少し濃いグレーのスウェットだ。
さて、ここからたくさん美味しいものをいただこう!
2016.11.16(水)
文・撮影=たかせ藍沙