青汁に特化した新型スロージューサー

 専門店も増えて、女性の間で定番化してきた「コールドプレスジュース」。野菜や果物をゆっくりと時間をかけてプレス(圧縮)し、素材がもつ水分のみを絞り出す。そんな「コールドプレスジュース」を自宅で手軽に楽しめるのが、スロージューサーです。

画像提供:シャープ

 スロージューサーは低速圧縮で絞るため、ブレードでザクザクと食材を刻んでいく高速ジューサーと比べて、空気の混入が少なく済みます。酸化による栄養素の劣化を抑えられ、さらに食材の香りや味をしっかり残した、さらりとした口当たりで濃厚ジュースに仕上がるのがポイント。

 シャープの調べによると、トマトジュースで仕上がり5分後の状態を比較したところ、高速ジューサー側はすぐに分離が始まったものの、スロージューサー側は時間が経っても分離せず、濃厚でなめらかなままだったそう。

シャープ「ヘルシオ グリーンプレッソ EJ-GP1」
オープン価格(実勢価格約4万5000円/税抜)
URL http://www.sharp.co.jp/juicer/feature/green/

 そんなシャープの新しいスロージューサーが「ヘルシオ グリーンプレッソ EJ-GP1」です。シャープはこれまで「ヘルシオ ジュースプレッソ」という名でスロージューサーを販売してきましたが、最新モデルは「手作り青汁」も簡単にできるように進化!

 なんと、水分量が少なくて繊維質が多い小松菜やセロリなどの「葉物野菜」を、そのまま投入できるようになったんです。

 これまでは、絞っている途中で詰まらないようにカットしなくてはいけなかったものが、洗って根を落とすだけになり、かなり準備の手間が減っています。

 ちなみに、商品名の「グリーン」は、青汁とかけているんだとか。

2016.06.27(月)
文・撮影=齋木香奈美