葉物野菜をそのまま投入で手軽さアップ
グリーンプレッソはセットの簡単さも魅力。フィルターと野菜や果物を絞るためのスクリューを写真のように組み合わせて、本体にタンク → スクリュー・フィルター → フタとなるようにはめていくだけです。
青汁を作る際は、絞りカスの出口に新搭載された「切り換えダイヤル」を「葉物/フローズン」に合わせます。このダイヤルは、内側にあるパッキンの圧力を変えるためのもの。葉物野菜を絞る場合はパッキンの圧力を低くすることで、詰まりを防止。
また、葉物野菜を使わないジュースを作るときは「果物/野菜」に合わせるとパッキンの圧力が高まり、繊維がほとんど混入しない飲みやすいジュースができるしくみです。
あとは電源を入れて、食材を投入していくだけ。水菜を使って切らずに投入を試してみましたが、詰まることなく取り込まれていきます。しばらくすると、正面のジュース出口からはジュース、絞りカスの出口からは絞りカスが出てきます。
スクリューは1分間に32回転という低速で動くため、高速ジューサーでは絞れなかった、キウイやモモなどの果肉の多い食材、大豆などの小さくて飛び跳ねやすい食材、さらにはショウガなどの固い食材も絞れるのも特徴です。
例えば、大豆を絞って豆腐作りに挑戦したり、手でおろすと面倒なおろししょうがも簡単に作れたりと、青汁&ジュース作り以外にも応用できるのがうれしい!
また、低速なためか運転音は低く響く感じ。低騒音化モーターの採用で、2015年発売の「ジュースプレッソ」に比べ、運転音は61デシベルから57デシベルと小さくなり、耳障りなうるささはありません。
2016.06.27(月)
文・撮影=齋木香奈美